盗まれた銅線ケーブル、買い取った業者を逮捕。

(カテゴリ: 太陽光発電, 太陽光発電トラブル, 防犯)

太陽光発電所を運営する上で、銅線ケーブルの盗難は、もはや「日常的なリスク」となりつつあります。

令和7年7月17日付で、日テレNEWSに『【速報】盗まれた電線ケーブル約800キロを盗品と知りながら買い取りか 「ナンセイスチール」相模原工場の責任者ら中国籍の男2人逮捕 全国で盗まれたケーブルの“集積地”の可能性も 神奈川県警』と題する記事が掲載されています。

記事によりますと、神奈川県平塚市の下水道処理施設から盗まれた電線ケーブル約800キロを、盗品と知りながら買い取ったとして、金属買取業者「ナンセイスチール」相模原工場の責任者ら2名が逮捕されたとのこと。
いずれも中国籍で、 責任者のソン・イー容疑者(46)と、従業員のヤン・レイ容疑者(41)です。
 
2人は去年7月、神奈川県平塚市の下水道処理施設から盗まれた電線ケーブル6本、およそ800キロを盗まれたものであると知りながらおよそ60万円で買い取った疑いなどが持たれています。
 
この事件では、 実際にケーブルを盗んだとして、カンボジア国籍の男ら6人が逮捕されており、 その供述から「ナンセイスチール」相模原工場への売却が常習的に行われていたことが判明。
さらに、相模原工場にはこれまでに約11トンの銅線ケーブルが持ち込まれ、 売却額は合計で約1025万円にのぼるとみられているとのことです。
 
神奈川県警は、「ナンセイスチール」が全国の工場で盗まれたものと知りながらケーブルを買い取っていた可能性があるとみて、実態解明を進めています。
 
当方としては、 「盗む側」だけでなく「買う側」への捜査が進んでいる点を、高く評価をしたいと思います。

太陽光発電所を狙った銅線ケーブルの盗難は、単発の犯行ではなく、組織的・継続的な流通ルートが存在している可能性が高く、その「出口」を塞がなければ、根本的な解決には至りません。

当方のような発電事業者としても、盗難対策はもちろんですが、「盗まれたケーブルがどこへ行くのか」、その流れを知っておくことも、また重要な視点かと思います。


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