ご承知の通り、太陽光パネルの大型化が進んでいます。
FIT初期に設置された発電所では、いわゆる60セルや72セルサイズのパネルが使われているケースが多く見られます。
これらのサイズは現在の主流とは異なっており、パネル破損時の交換に苦労する場面が増えています。
同一型番の在庫が残っていれば問題ありませんが、既に製造を終了している場合が多く、また後継品があっても寸法が異なるため、そのままでは架台に収まらず、簡単な交換では済まないことがほとんどです。
何度かブログ記事で書かせていただいていますが、当方が保有する太陽光発電所でも、過去にパネル交換を行ったことがあります。
最初の数枚は、同メーカーの在庫品で対応いたしました。
ただし、それ以降は在庫が尽きたため、アップソーラー製の旧サイズ対応パネルを使用しています。
なかなか選択肢がなく、選択肢が限られていたため、実質的にアップソーラー一択という状況でした。
そのような中で、今回、オデッセイグループとHTソーラーが共同で『REBORNシリーズ発表』について、プレスリリースをおこなっています。
公式リリースは、こちらを参照いただきたいのですが、REBORNシリーズは、旧サイズの寸法を維持しながら、出力を向上させた製品で、
旧60セルサイズ:320W
旧72セルサイズ:400W
出力保証:30年
サイズ互換性を保ちつつ、性能を高めた設計
破損時の代替品として使用可
とのこと。
旧型サイズに対応した、新たな代替品が登場したことになります。
一方で、気になる点もあります。
まず、価格。
現時点での販売価格は公開されていませんが、旧サイズ対応かつ高出力という仕様から、一定の価格帯になることが予想されます。
交換枚数が多い場合は、コスト面での検討が必要です。
また、出力が上がることで、容量制限に抵触する可能性もあります。
既存設備との整合性を確認したうえで、交換計画を立てることが求められます。
当方としては、今後の破損対応において、アップソーラーに加えて、REBORNシリーズも選択肢に入るかと思います。
古い発電所を長く使い続けるための、一助になると考えています。
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