JPEA、この言葉に対して、どういう印象を持たれていますでしょうか。
「太陽光発電に関わる各種手続の窓口だよね」とか、人によっては「散々痛い目に遭わされたので許せん」などなど、様々な思いがあろうかと思います。
何かと毀誉褒貶あるJPEA、正式には「一般社団法人 太陽光発電協会」。
Japan Photovoltaic Energy Associationを略して、JPEAです。
その「事業目的と内容」は、といいますと以下の通り。
つまり、「手続代行屋さん」ではなく、
・当法人は、太陽光発電システムに関連する利用技術の確立及び普及促進、並びに産業の発展によって、我が国経済の繁栄と、国民生活の向上に寄与し、もって会員の共通の利益を図ることを目的とする。
ために必要な、各種事業を行うために存在します。
その「各種事業」の中で、我々にとって非常に有益なもの、それは「有識者によって纏めら各種資料」ではないでしょうか。
今日は、その中でも太陽光発電事業者にとって最も役立つと考えられる、『太陽光発電システム保守点検ガイドライン(第2版)』のご紹介です。
この資料は、JEMA日本電機工業会と、JPEA太陽光発電協会の有識者によって纏められたもの。
総ページ数133ページ。
なかなかの読み物ですが、これがなんと無料で閲覧できます。
詳細は直接お読みいただく方がいいと思うのですが、「まえがき」の冒頭にある、次の一節、
・太陽光発電システムは発電設備である。発電設備を設置・管理する責任は,発電設備の施工業者や設備メーカ等ではなく,発電設備の所有者(システム所有者)にある。(後略)
は、第一に我々発電設備の所有者は心すべき内容であります。
具体的な中身は、以下の通りでありますので、
・この技術資料は,上記範囲の系統連系 PV システムの基本的な予防保全,是正,及び発電性能に係わる保守要件並びに推奨案を記載する。(中略)
・この技術資料は,太陽電池モジュールの洗浄,植生の管理など,期待される発電性能を最大限にするための保守項目も扱っている。(後略)。
実務的に非常に「使える」ものとなっております。
長期間にわたる太陽光発電事業。
適切に保守点検し、運営していきたいものです。
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