2018年も早いもので、四分の一が過ぎてしまいました。少し時間が立ちましたが、昨年の家庭用太陽光の収支を計算し、元が取れているのか調べてみました。
まずは、昨年と一昨年の年間発電グラフです。
2016年も2017年も9月〜12月にかけて成績が振るわず、10月は、16年、17年共、シュミレーションを下回る結果でした。通年では、結果のある17年で、シュミレーションを大きく上回る成績を上げることができました。17年の年間設備利用率は、14.83%です。
次は、2017年の発電・売電・買電別の電力量グラフです。
年間のうち、売電が買電を上回ったのは、4月・5月・6月・7月の4ヶ月となりました。やはり、夏場と冬場は、冷房や暖房を使うので、買電が上回ってしまいます。
うちは二世帯住宅なのですが、親の世帯でガンガン、エアコンを使ってくれるので、こちらで節約しても埒が明きません。今年は、エアコンを消費電力の低いものに交換したので、もう少し、節約できると思うのですが。
最後は、上のグラフの元データ表です。表中の使用分はグラフでは省略してあります。表の最後に金額を示しました。
使用分・買電の単価は、東電管内の従量電灯契約の単価が1kWh当たり、約29円とのことなので、29円としてあります。売電単価は、33円です。
年間の収支では、買電が売電を約 7,500円上回っていますが、月間にすると約 600円の差なので、ほぼ相殺されていると考えて良いと思います。
単純に発電から売電を引いた数値を節約できた電力量としています。
年額で約 69,000円、月額で約 5,800円が節約できたことになります。
年間を通してデータがあるのは、2017年ですが、これを元に算定すると約 11年で元が取れる計算になります。余剰売電の期間の10年で回収できるかは、今後のお天道様の気分次第ということになります(泣)。
また本来電気代として、支払われるはずの5,000円ほどの資金の使いみちはというと、わたしの場合は、小規模企業共済の共済金に当てています。
余剰売電で得た収入を家庭用の口座に入金し、共済金は家庭用口座から引き落とされます。事業の経費には出来ませんが、個人事業の確定申告の時に控除できますし、満期の時は、退職金控除が使えます。
節約したお金を有利に積立ちゃおうという作戦です。iDeCoに使って年金をちょっぴり増やすでも良いかもしれません。
以上から、自宅に設置した太陽光は、ウッスラですが元が取れているのではないか?と思います。ご参考まで・・。
コメントを残す