先の北海道地震で再エネの全面復旧まで一週間を要したと報じられました。
調整力の確保が要因として示されています。
引用先:https://mainichi.jp/articles/20180928/k00/00m/020/069000c
紙面では、災害時でも再エネを安定して運転できる体制の確立を課題としてあげています。第5次エネルギー基本計画で、主力電源として位置づけられた再エネですが、実現に向けては多くの課題の克服が必要なようです。
こちらは資源エネルギー庁が作成した資料。多くのデータや分析が掲載されていて参考になります。
引用先:http://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/pdf/007_01_00.pdf
小規模な太陽光に対しては、自家消費やエネルギーの地産地消を行う分散型電源としての活用を取り組みとして上げています。簡単ではないと思いますが、取り組みが進めば、災害時のリスク分散になり、被害の低減に寄与していくのでしょう。
太陽光の自立運転モードがクローズアップされましたが、もう一歩進んで蓄電池としたいところです。半分くらい補助が出るような仕組みができれば良いのですが・・。
現状だと動く大容量蓄電池、電気自動車がコストパフォーマンスが良いような気がします。こちらも優遇措置が増えれば、普及が進み、蓄電池の価格低下につながるのでは・・などと妄想してます。
前掲の資料中、太陽光発電プレーヤーの現状として、「需要地近接の地産地消電源の実現に向けては、需給調整を行うエネルギー・リソース・アグリゲーターが役割を果たすことが求められる」とあります。
現在は、大手電力会社に売電していますが、この先、保有する設備が地産地消電源に組み込まれたりする可能性もあります。
地域貢献できるといった側面から見れば嬉しいのかもしれませんが、事業としては、どうなんでしょう?
資料を読みながら書いているうちに訳がわからなくなってしまいましたが、太陽光を含む再エネに対して、今後も変化がありそうです。発表される情報に注視して行きたいですね。
神奈川県西部は朝から雨が降り続いています。
所要で外出していましたが、冷たい雨で、寒いのが苦手なワタシには堪えます(泣)明日には関東地方に台風24号が接近する見込みです。見守るしかありませんが、被害が無いように祈ります。
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