出力制御対象拡大対策を考える その2

前回(出力制御対象拡大対策を考える その1)の構想を元に業者さんに依頼していた見積が上がってきました。
画像は、見積の抜粋です。上が中井発電所、下が国府発電所。

mitumori
中井は、予定通りPCSをオムロンKPW-A55-J4、ゲートウェイKP-MU1F-M-SETの組み合わせ。別途、エコめがねの『つながるアラカルト(出力制御)』の契約が必要になります。

細かい金額は明かせませんが、総額で80万円台後半です。ゲートウェイなどの補器類も安くはありませんね。


国府は、パワーモニターPPM R3J-0B5(全量買取専用)を導入し、最小限の出費で抑える作戦。パワーモニタも結構高い買い物です。
もしかしたら、流用予定の監視カメラ用の制御ボックスを大きいものに交換する可能性有り。こちらは、15万円〜20万円の間です。


100万円以内に収めたかったのですが、少しオーバーしてしまいました。
中井は、PCSに15年延長保証をつけたので、FIT終了まで保証の対象外で破損しない限り大きな追加出費は無いはずです。

国府は、次回PCSの交換を実施しなければなりませんが、中井を見積してもらったことで費用の概算は見えました。

パワーモニタなど補器類は、制御ボックスなどに収めて外部環境の影響を抑制すれば、駆動部分がないので、かなり持つはずです。うまくいけば同メーカーのPCSに交換すれば流用できる可能性もあります。

発電所の導入も良く考えて行わないと後半戦で毎年機器交換が発生してしまいます。当方南関東発電所においては、4年後に中井発電所エコめがね更新、国府発電所PCS更新の流れになります。

少し期間があるので、その間に修繕費用を積立てて行きます。廃棄費用積立が始まる前に機器更新を行い、後半戦は、修繕費用を最小限に抑え、残り期間全力で発電してもらう予定です。

初期導入コストを抑える事も大切ですが、運用コストにもしっかり留意し、計画的に運用い、なるべくコスト低く抑えていく様にしていきたいですね。

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