出力制御対象拡大対策を考える その4

南関東発電所の出力制御対策、部材が先に揃った中井発電所のPCS交換、ゲートウェイ設置工事がほぼ完了し、細かい仕上げ及びエコめがね、ゲートウェイの設定作業を残すのみまで進捗しました。
以前の記事はこちら(出力制御対象拡大対策を考える その3)

ゴールデンウィーク前にPCSがリプレースできたのは良かったです。GW後半は天候が回復する予報なので、どんどん発電して欲しいところ。

国府発電所用のデルタ電子製パワーモニターも昨日、部品が到着したので、来月施工予定となります。


PCSは、最終的に既設レイアウトを踏襲し、位置を替えずに入れ替えすることとなりました。

こちらは、1番アレイのPCS。
手前がオムロンの『KPW-A55-J4』。手前がエナジーインテリジェントゲートウェイ『KP-MU1F-M-SET』を収納したボックス。

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3番アレイの様子。
手前が『KPW-A55-J4』、奥の機器は監視カメラ用制御ボックス。
正面に表示部が無いのでスッキリしています。右側面に運転スイッチとインジケータ類が装備されています。インジケータの表示は明るいところだと見ずらいですね。

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ゲートウェイ収納ボックスを開けたところ。
中央が『KP-MU1F-M-SET』。スライドカバーを開いて操作部が見える状態にしてあります。設定前なので、電源は落としてあります。

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海外からの部材の調達が難しい中で機材が揃ったのは幸いでした。

中井発電所のPCS『KPW-A55-J4』には15年保証をつけたので、FIT終了まで何もなければリプレースすることはありません。

痛い出費ではありますが、交換が早まっただけと考えれば良いこと。出力制御機器も準備していつでも対応できるようにしておけば、慌てることもありません。

今後も先手先手で事業を進めて行きたいと思います。

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