架台や地盤についての考察

(カテゴリ: 太陽光発電システム関連記録, 雑記録)

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先日の台風21号で、太陽光発電所についても被害の情報がありました。
幸いわたしの発電所は事なきを得たのですが、自己の発電所の構造について改めて考察したいと思い書いてみました。
住宅地にある国府発電所は、『コンクリート独立基礎』+『H鋼フレーム』構造です。1アレイ85枚構成なのでゴツい作りです。土地が自前でなかったら無理な構造でした。南北方向以外は障害物があり、H鋼の重量もあるので、結果的に風に強いかたちになりました。住宅地にあるので、頑丈な構造は、かえって良かったと思います。
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これに対し、山間にある中井発電所は、『コンクリート独立基礎』+『単管パイプ構造』です。シンプルですが、土地が賃貸なので、撤収し易く安価な構造になっています。南側は斜面になって開けていますが、北側は山林になっています。設置してから2回ほど台風の襲来を受けましたが、被害はありませんでした。コンクリート基礎と単管パイプの組み合わせは以外に強靭の様です。低い傾斜角と山を背負う様な立地も風の影響を受けにくいのかもしれません。
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家を建てる場合、地盤や土質の調査を実施しますが、太陽光発電所の場合はどうなんでしょう?
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わたしの家は、硬い地盤の上に柔らかい土質の地盤が乗っているという事で、地盤改良を行いました。『柱状改良工法』という方法で、地盤を掘削しながらセメントを硬い地盤まで柱状に注入し、セメントの杭を形成する工法です。参考に画像を掲載します。
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架台や基礎部分の設計施工は、土地の状態によって変わってくるのかとは思います。今後、限られた土地の中で、条件の良い物件を確保するのは難しくなって来るような気がします。事業化する上で、事前の地盤・土質の調査というのも重要になってくるかもしれませんね。

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