太陽光パネルを、どこに設置するか。
この点は、昨今非常に悩ましいところです。
その中で、3月19日付でレイテック株式会社が
「空間をデザインする太陽光発電パネル『PV floor』の提供開始」
と題するプレスリリースを公表しています。
リリースによりますと、
レイテック(株)は、歩行可能な太陽光発電パネル「PV floor」の提供を開始したとのこと。
(リリース引用)
「『PV floor』は、これまで屋根が中心であった太陽光発電パネルの設置場所を、床面・テラス・屋外デッキ・広場などの歩行空間へ拡張する新しい発電ソリューションです。」
「特殊強化ガラスを採用し、歩行可能な構造を実現。」
「滑り止め性能としてヨーロッパ規格の滑り抵抗値『R10』を取得。」
近年、「太陽光発電と自然との調和」を求める声が強まる中で、『平和にパネルを敷設できる場所』として、公共広場や歩道空間などの「人が移動する空間」が候補に挙がってくるのは、ある意味、必然といえるのかもしれません。
とはいえ、これは住宅や各種建造物でもよく言われることですが、建物寿命と設備寿命とが異なるがゆえに、メンテナンス性に配慮した構成を取る必要があります。
そう考えますと、歩行空間に敷設されたパネルの「寿命における扱い」、すなわち、交換・補修・撤去といった場面での対応が、少しく気がかりとなるところです。
もちろん、今回のリリースは、新しい発電スペースの提案として興味深いものであり、都市空間の有効活用という観点からも、一つの方向性を示す内容ではあります。
ただ、実装にあたっては、耐久性・安全性に加え、長期的な維持管理の視点が欠かせないことを、改めて感じさせられます。
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