いきなりですが、以下引用の文章をお読みください。
再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会について
1.開催の趣旨
○ 2050 年カーボンニュートラル及びエネルギー基本計画で掲げた2030 年度に再生可能エネルギー36~38%という野心的な目標の実現に向けて、再生可能エネルギーの主力電源化を進めていくに当たっては、地域の信頼を獲得しながら、地域と共生した再生可能エネルギー導入拡大を進めていくことが重要
○ 一方で、再エネの導入拡大に伴い、一部の地域では、災害や環境への影響、再エネ設備の廃棄などへの懸念が指摘されている。
○ そのため、太陽光発電設備などの再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理に向けた施策の方向性を関係者に幅広く議論いただくことを目的とし、経済産業省・農林水産省・国土交通省・環境省が共同事務局となり、有識者や実務者等から構成される検討会を開催する。
これが、「再エネ発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会」の「開催の趣旨」でありまして、経済産業省のWEBに掲載されています。
独断と偏見で要約いたしますと、
「再エネは大事だけど、いろいろ懸念が指摘されているのも事実。太陽光などの『適正な導入・管理』に向けた施策を関係者に広く議論いただきますよ」
という内容になっております。
第1回が4月21日に実施されておりまして、会議の様子そのものを動画で見ることができるのですが、資料一式がこちらで公開されていますので、是非ご一読ください。
といいましてもあまりに膨大ですので、当方に関係しそうなところとして、次の内容が気になりますので、その部分だけ掻い摘まんで記載いたします。
・事業用太陽光発電においては、出力が10から50kWの小出力発電設備が9割以上を占めている
・この小出力発電設備の公衆災害のリスクが懸念されている
・故に「小規模電気工作物」という区分を新設する
・この「小規模電気工作物」に種々の規制を適応し、適正化を図る
詳細は、こちらの「経済産業省説明資料」をご参照ください。
「発電設備」ですので、「野放し」とはいかない以上、小規模でもそれなりの規制が適用されるのもやむを得ない、と思う反面、実際問題どのように運営されるのか、しばらく目が離せません。
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