藤野電力さん主催の「ミニ太陽光発電システム組立てワークショップ」に参加しました。ミニ太陽光発電システムのキットを組み立てを通じ、電気の仕組みを学ぶ、体験型講座です。
開催場所は、藤野サンヒルズ。神奈川の北西端、旧津久井郡藤野町、現在の相模原市緑区に位置します。わたしの住んでいる大磯町は、県の南西部になるので、県の端っこから端っこに行く感じです。電車で行くと4時間かかるので、車でゴー。小田原厚木道路経由圏央道で、1時間半ほどで到着。
相模川のほとりにあり、以前はリゾートホテルがあった場所です。
ホテルの建物は取り壊されていますが、現存する地下部分は、現在、若手芸術家の工房として使われています。今回のワークショップは、建物跡地に建つ藤野電力さんのオフィスで行われました。
ワークショップには5組の方が参加。
わたしは、20Wモジュールのコンパクトな組み立てキットを選択しましたが、他の方は、160Wの大きめのモジュールを使ったキットを選んでいました。聞けば、物置の電源やコンピュータのサーバ用のバックアップ電源として使う、とのこと。本格的です。
こちらは、20Wパネルキットの部材。
左の大きめの白い箱は、バッテリー、その上のダンボール箱がモジュール。オレンジの箱は、DC-ACインバータ。その隣の白い箱がチャージコントローラーです。
講師は鈴木さんという方。本業は整体師だそうです。
作業は、パネル、チャージコントローラー、バッテリーをつなぐ電線の先端に端子をカシメて、接続していく作業。
ところどころで、質問タイムとレクチャーが入ります。
チャージコントローラーに端子をカシメた電線をネジ止めしたところ。
モジュールから出ている短いケーブルの延長用電線とチャージコントローラーとバッテリーを接続する電線を作りました。
わたしは、20Wタイプでモジュールのコネクタはギボシ端子で、電線も細めだったので、作業は難しくなかったのですが、他の方は、太い電線とMC4コネクタで、カシメるのに苦労していました。
写真を取り忘れましたが、最後に完成したキットのモジュールを日に当てて、チャージコントローラーにつなげた電球が点灯するか確認しました。
参加した皆さんの中には、初めて工具に触る方もいましたが、苦労しながらもキットを完成させ、動作確認で電球の明かりがつくと、とても良い笑顔を見せていました。製造業の仕事ではイヤな思いも多かった、わたしですが、ホントはモノ作りって楽しいものなんですよね。
遠かったけど、今日は行って良かったです。キットは購入して持ち帰ったので、またレポートします。
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