加速する中国、電池再生ビジネス

(カテゴリ: 太陽光発電システム関連記録, 雑記録)

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7月25日付けチャイナデイリーからの引用です。
世界最大の電気自動車市場を誇る中国では、電気自動車用の電池需要が右肩上がりで、それにつれ電池のリサイクルビジネスにも注目が集まっているとのこと。

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昨年1月期から7月期のEV向け電池の設備容量は、18.9GW。
ものすごい量ですね。
中国の市場調査会社によるとEV用の電池は、定格出力が出荷時の8割に達したら、寿命とのことですが、他の分野で使う分には、まだまだ十分な容量があるのだそう。

新しく電池を作るのに比べれば原材料や製造にかかるコストは大幅に減らすことができ、製造工程で排出される廃棄物も削減できるとあれば、どんどんやろうという話になりますよね。

480億円もの設備投資をしてリサイクルビジネスに新規参入する企業もあるとのことで、彼の国の方々のビジネス感やスピード感は、感嘆するものがあります。

先日、車載電池世界最大手の中国CATLが、2020年に産業・家庭向け蓄電池を日本国内市場に投入することを発表しました。ある程度認知度が高まったところで参入と、タイミングが絶妙のような気がします。

国内の蓄電池は高価格なのがネックでしたが、世界最大手の参入で、コストダウンが期待できます。需要があれば、リサイクル品を用いた蓄電池の販売も行われるでしょうから、さらに求め易くなるかもしれませんね。

国内でも卒FITを商機とみて様々な蓄電池ソリューションが展開されています。最大手の参入で、コスト的に厳しい戦いを強いられれば、太陽光モジュールのように国内メーカーを押しのけて、海外メーカーが大きなシェアを持つ可能性もありますね。

国内では、ハイブリッド車が主流で、EVは少数派、FCVを普及させようという動きもあります。

高価なテスラのEVを公用車に導入して物議を醸した、どこかの市長さんもおりましたね・・。

ま、公用車を全車EVにしても、なんとも思われないくらいになり、全国津々浦々に充電スタンドが設置されて、EVで寿命になった蓄電池が、どんどんリサイクルされて家庭や企業に普及し、電気と言えば貯めて使うもの、という世の中の方が、現実的で見通しも明るいような気もします。

あくまでも個人的見解ですが、どうでしょうか。

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