太陽光発電種を複数所有していると、どうしても出来の良い子、悪い子が出てきます。
今年の目標は、その『出来の悪い発電所』の収益改善を目論みます。
この発電所、条件的には以下の通り、決して良くはありません。
・パネル容量:約72kW
・PCS:47.2kW(5.9kW×8台)
・FIT価格:24円
・連系年度:平成28年
・特記事項:積雪地域、樹木の影あり
・発電実績:対シミュレーション比 約80%
シミュレーションは恣意的に設定できるとはいえ、想定よりもあまりに発電実績が悪い状況です。
手を入れるところとしては、
・木を切る
・PCS交換
・ストリングの見直し
・3kW/3%ルールでのパネル増設
でしょうか。
このうち、木の影に関しましては、昨年末に許可をいただきましたので、影になっている木の枝を一部伐らせていただくことになりました。
地権者さんに感謝です。
完全とはいえないながらも、少しは改善するでしょう。
設備投資の点では、発電量だけで言えば、一番効果がでるのはPCSで間違いありません。
では、それが投資に見合うのか?
ということが問題になります。
一時、隆盛を誇った低圧単相5.9kWパワコン。
今はすっかり見る影もありません。
選択肢が少ない中で、今選ぶとするならば、スペック的に優れているのはデルタ電子のこちら「H6J_240」でしょうか。
見るべき点としては、以下の3点。
1.定格変換効率(最大変換効率):97%(97.6%)
2.MPPT回路数:4回路
3.入力動作電圧範囲 30Vdc~450Vdc
では、これが結局どれだけの発電量増加につながるのか。
簡単に試算をした範囲では、なかなか「元を取る」のは容易ではなさそうです。
とはいえ、この発電所、このまま放置もできませんので、まずはできることから始めていき、今年中にもう少し改善すすめます。
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