鬼越発電所が初冠雪。寒気も下りてきて、北東北は冬本番に突入しました。
冬本番の時期になると、降り積もった雪の重みで、モジュールがひしゃげたという話も聞きます。
鬼越発電所の立地する岩手県内でも場所によって積雪量が異ります。現地で、どのくらい積雪があるのか気になるところですが、岩手県のホームページに県内市町村の垂直積雪量の一覧が参考資料として公開されています。
引用先:http://www.pref.iwate.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/005/248/sekisetu.pdf
鬼越発電所が立地する滝沢市(滝沢村役場 リスト最下部)と盛岡市(盛岡市役所)は、それほど積雪に差がありません。標高が高くなるほど積雪が増えています。標高700メートルに盛岡市 外山葉水では、1.63メートルに達します。
国土交通省にも似たような資料がありました。盛岡市、滝沢村は、45センチとなっていて、岩手県の資料より少ない数字です。データの取り方や地点が異なるのかもしれませんが、多い方を参照した方が良いかなと思います。
引用先:http://build.lin.gr.jp/pdf/3.pdf
こちらは、太陽光設計ガイドラインの一部。
多雪地域での設計例が示されています。アレイ面の最低高さ、GL+1.9メートル、設置角は、30度。図面も例示されていますが、鉄筋コンクリート基礎で、非常に頑丈な構造。この架台のコストも明示して欲しいところ。
個人でここまで頑丈なものを作るとなると大変な気がしますが・・。
メガソーラー向け?
岩手県内に発電所を所有している方にお話を伺いましたが、設置角を25度から30度で設置されているとのお話。降雪後、気温がプラスにならないと落雪せず、発電量がゼロの日が続いてしまうことがあるとのこと。
鬼越発電所は、滝沢市(滝沢村役場 リスト最下部)より、標高が高い分、積雪も多いと推測されます。
できるだけ降雪が少なくなる様、祈るばかりです。
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