ペロブスカイト。
結晶構造に由来する名前ですが、どうにも呼びにくい印象がありました。
技術としては、今もっとも期待されている太陽電池のひとつ。
「薄く、軽く、曲がる」という特徴を持ち、設置場所の自由度が高いことから、低耐荷重の屋根や壁面など、これまで難しかった場所にも展開できる可能性があります。
東京都が進めている「HTT(へらす・つくる・ためる)」の取り組みの中でも、この次世代型太陽電池は、重要な位置づけにあるようです。
そんな中で、東京都が8月8日付で『次世代型太陽電池ネーミング総選挙結果発表 日本生まれの太陽電池の名前は「Airソーラー」』と題する、報道発表資料を掲載しています。
この発表によれば、都が実施したネーミング総選挙の結果、新しい名前として「Airソーラー」が選ばれました。
得票数は4,388票。
投票総数は15,005票だったとのこと。
・Anywhere(どこでも)
・Innovative(革新的な)
・Renewable energy(再エネ)
それぞれの頭文字を取った名前だそうです。
空気のように、あらゆる場所に設置される。
そんなイメージも込められているとのこと。
正直なところ、まだ少し慣れません。
でも、親しみやすさという点では、「ペロブスカイト」よりも、ずっと浸透しやすい気がします。
名前が定まることで、技術が身近になることもあるかと思います。
呼びやすさは、広がりやすさにつながるのかもしれません。
当方の現場では、まだ導入の予定はありませんが、「薄く、軽く、曲がる」太陽電池が、どこまで実装されていくのか、静かに注目しています。
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「ペロブスカイト」、ニックネーム決定。




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