2022年度よりオンライン代理制御・出力制御対象拡大の予定です。
以前の記事(制度変更お知らせハガキ届く)
恒久的には、オンライン代理制御より出力制御機器を設置してしまった方が得策と個人的には考えています。
南関東発電所は、発電施設も業者さんも近隣で動きやすいので、先行して対策を考えてみます。
業者さんからの情報では、世界的な半導体不足により、PCSの納期の見通しが長くなり、輸入品のフェンスなど鋼材の価格も2割〜3割上昇しているとのことなので、間を置かずに対策しないといつまで経っても対策ができないことになる懸念があります。
対策案を作成、業者さんに相談を行い、見積もりを取ってみます。今後の対応についても随時紹介して行きます。
中井発電所
土地は賃貸で、FIT20年で終了予定です。単管パイプで撤去し易い構造。
PCSは10年保証で、現在6年目。出力制御に対応していますが、三菱のOEM製品でゲートウェイ等の出力制御対応機器が入手しずらい状況。
日射の影響で外装の痛みが激しいのも悩みの種です。
以前の記事(パワコンの外装痛む・・)
監視装置はエコめがねで、10年契約の4年残し。
南関東発電所の中では、(2つですが)条件も良く発電量も期待通り。
対策
1.PCSを15年保証の機器に切り替え。
2.エコめがねと接続可能な出力制御を備えた機器を導入。
具体策
PCSをオムロンのKPW-A55-J4を採用する。
離隔が少ないので、現状3箇所に分かれて設置しているPCSを一纏めにできる可能性。15年の延長保証が可能。エナジーインテリジェントゲートウェイ 産業向けPV用セット KP-MU1F-M-SETが出力制御に対応し、かつ現在設置しているエコめがね(モバイルパック60k)がサポートしている。
監視装置も安くはないので、4年残しのエコめがねを活用。
国府発電所
自宅敷地内に有り、FIT終了の20年後以降も発電を続ける予定。鉄骨構造で耐久性を重視した構造。
PCSはデルタ電子製10年保証、出力制御対応。周辺の建物など影の影響が大きい立地で発電能力を高めづらい状況。
監視装置は、Bルートサービスを採用。発電量のみの監視で、出力制御などの付帯機能はありません。
対策
1.PCSはそのまま出力制御対応パワーモニタを導入する。
具体策
デルタ電子純正の出力制御対応パワーモニターPPM R3J-0B5(全量買取専用) を導入。
通信手段は、監視カメラ用に設置している制御ボックスに設置することで、電源とネットワーク接続を確保。
監視サービスは、Bルートサービスを継続利用。
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