太陽光発電所を運営していると、どうしても「この種の記事」が目にとまります。
令和7年7月28日付で、TBS NEWS DIGに、『つくば市の太陽光発電所から“盗まれた銅線”と知りながら買い取りか 「金属くず買い取り会社」社長の中国籍の男逮捕 茨城県警』と題する記事が掲載されています。
記事によりますと、 茨城県つくば市の太陽光発電所から盗まれた銅線ケーブルを、「盗品と知りながら買い取った」として、金属くず買い取り会社「義久恒大」の会社役員の男が逮捕されたとのこと。
引用(記事より):
張容疑者は今年3月、茨城県つくば市の太陽光発電所から盗まれた銅線ケーブルおよそ240メートル、時価285万円相当を盗まれたものと知りながらおよそ42万円で買い取ったなどの疑いがもたれています。
この事件では、銅線を盗んだタイ国籍の窃盗グループの男3人がすでに逮捕・起訴済み。
盗品は、張容疑者の会社の支店に複数回持ち込まれていたとみられています。
容疑者は「盗まれたものだと知りながら買い取った」と供述しており、警察は余罪についても調べを進めているとのことです。
太陽光発電所における金属ケーブルの窃盗被害。
北関東を中心に広がっており、昨年1年間では茨城県が最も多く、被害が深刻化しているとのこと。
当方としては、ここ最近、「盗む側」だけでなく「買い取る側」にも捜査の手が及んでいることに、大きな意味を感じています。
これまでの報道では、盗難の実行犯に焦点が当たることが多かった印象ですが、今回のように「流通ルートの末端」まで踏み込んだ捜査が行われることで、金属盗難の抑止に大きくつながるのでは、と考えられます。
警察の方々のご尽力に、強い敬意を払いますともに、とは言え、現場としては、これまでも書かせていただいておりますように、引き続き、
・フェンスの強化
・監視機器の設置
・資材の露出部分の見直し
など、できる範囲での「守りの整備」を続けていくしかありません。
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