スズメバチ、今年は「前倒し」で活動開始。

(カテゴリ: 太陽光発電, 太陽光発電トラブル, 現場)

皆さまも、ご経験がおありかと思いますが、太陽光発電所を運営していると、現場には様々な『訪問者』が訪れます。

その中でも、特に気をつけたいのが、スズメバチ。

刺されると最悪の場合、命に関わることもある危険生物ですが、今年は例年よりも早い時期から、被害が相次いでいるとの報道がありました。

7月25日付で、カンテレNEWS(関西テレビ)に、「“感電したように痛い”スズメバチ被害が前倒しで多発 例年秋に増加も“暑すぎる夏・早い梅雨明け”が原因」と題する記事が掲載されています。

記事によりますと、スズメバチの被害は例年、秋にかけて増加する傾向にあるものの、 今年は既に全国各地で被害が確認されているとのこと。

北海道帯広市では、ソフトテニス大会に参加していた17人が被害に遭い、 大阪府の男性も、昆虫採集中だった男性が刺される被害に。
現場での痛みの様子を、こう語っています。。

引用(記事より):
「木を蹴ってクワガタを捕ろうとしたら、スズメバチに足を刺されました。感電したように刺さった後に痛かったです。押しピンで刺さったくらいではなく、それの10倍くらい。今までに見たことないくらい、体験したことがないくらい腫れる。それに痛いんですよ」

記事によりますと、 今年の異常気象──「暑すぎる夏」と「早すぎる梅雨明け」が、スズメバチの活動を前倒しで活発化させた可能性があるとのこと。

引用(記事より):
「スズメバチたちは飛ぶために体を温めないといけないんですけど、6~7月くらいのこの暑さくらいでしたら、よく活動できるんじゃないかなと」

また、雨が少ないことで巣材の収集やエサ取りが順調に進み、巣作りが早期に完了した可能性も指摘されています。

当方の太陽光発電所でも、草刈りや点検の際に、スズメバチの巣を見かけることがあります。

とくに、パネル裏やフェンスの支柱まわり、草が繁茂した箇所などは、巣の設置場所として好まれるようです。

記事では、スズメバチの巣が多い場所として、
 ・生け垣
 ・軒下
 ・屋根裏
 ・エアコンの室外機
 ・地中
 ・樹木
などが挙げられていました。

また、襲われないための注意点としては、
 ・黒など色の濃い服装を避ける
 ・匂いが強い香水や整髪料などをつけない
 ・大声を出したり、巣に近づいたり、ハチを刺激しない
などが紹介されています。

記事によりますと、小さな巣であれば、スプレーと剪定ばさみで数分で駆除可能とのことですが、活動が活発な時間帯や、大きな巣の場合は、専門業者への依頼が推奨されています。

引用(記事より):
「スズメバチは大型のハチですし、凶暴性もあるので、すぐに倒す必要がある。大きいサイズで巣を駆除したいのであれば、駆除業者にお願いすることになります」

太陽光発電所という場所は、人の気配が少なく、日当たりが良く、草が生い茂る──スズメバチにとっては、巣作りに適した環境でもあります。

現場に入る際は、
 ・長袖、長ズボンの着用
 ・防虫ネットや帽子の活用
 ・事前の目視確認
など、できる範囲での対策を心がけたいところです。


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