台風後の「放置」が、火災につながることも。

(カテゴリ: 太陽光発電, 太陽光発電トラブル, 現場)

9月は、台風シーズンの真っ只中。
太陽光発電事業を営んでいると、どうしてもこの時期は設備の状態が気になります。

令和7年8月29日付で、NITE(製品評価技術基盤機構)が『住宅用の太陽電池発電設備の事故に注意』と題するリリースを出しています。

リリースによりますと、台風による暴風で太陽電池モジュールが飛ばされたり、台風後に不具合を放置したことで火災事故が発生するケースがあるとのこと。

(引用)
台風が来る前や台風がとおり過ぎた後に、太陽電池発電設備に不具合がないか確認することで事故の発生を未然に防ぐことにつながります。

この「放置による火災」という指摘は、当方としても非常に気になる部分です。
現場では、台風通過後に目立った破損がないと、つい安心してしまいがちですが、ケーブルの断線や端子の緩みなど、目に見えにくい不具合が残っていることもあります。

また、記事では「発電モニターの前年同月との比較」によって、事故の前触れを察知できる場合があるとも述べられています。
これは、日々の発電量を記録している方にとっては、非常に有効な手段です。

例えば、晴天にもかかわらず発電量が極端に低い日が続いた場合、パネルの一部が故障していたり、接続不良が起きていたりする可能性があります。
こうした異常を早期に察知することで、事故の発生を防ぐことができるとのこと。

「何も起きていないように見える」ことと、「本当に何も起きていない」ことは、必ずしも一致しません。

だからこそ、台風通過後には一通り目視点検を行うようにしています。

加えて、今週は、今一度、発電量の記録を見直してみようと思います。

 

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