太陽光発電事業を営む身として、「保険料の話題」は、どうしても気になるところです。
9月9日付で、毎日新聞が『太陽光発電の保険料高騰、20年度比で平均2倍に 災害や盗難相次ぎ』と題する記事を掲載しています。
記事によりますと、太陽光発電設備にかける損害保険料が、この5年間で平均約1.8倍に増加しているとのこと。
一部の損保では、3倍弱にまで膨らんだケースもあるそうです。
(記事引用)
保険金支払額を押し上げている最大の要因が自然災害だ。
日本損害保険協会が24年にまとめた報告書によると、支払いの約8割が自然災害に起因していた。
中でも、水害と雪害は一度の事故での支払単価が大きく、全体の5割を占めているとのこと。
これは、低圧設備であっても例外ではなく、地形や排水状況によっては、思わぬ被害につながることもあります。
また、盗難被害も増加しており、保険金の支払いが増えたことに伴って、保険料が値上がりしているとのこと。
保険料の高騰は、設備を守るための「コスト」であると同時に、 自然災害とどう向き合うか、その姿勢を問われているようにも感じます。
盗難も確かに増えてはいますが、保険金支払いの主因は自然災害であり、その影響の大きさを、あらためて静かに受け止める必要があるのかもしれません。
太陽光発電ランキング
ブログ更新の励みになります。
よろしければ、是非クリックください。
にほんブログ村
<
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。