学校施設を活用した太陽光発電について、全国初の取り組みが報道されていました。
10月9日付で、福井テレビが『全国初!小学校のプールで太陽光発電 使用電力の2割をまかなう 残りも非化石燃料由来の電力で「カーボンゼロスクール」へ 福井・越前市』と題する記事を掲載しています。
記事によりますと、福井県越前市の南中山小学校にて、使用されなくなった学校のプールを活用し、太陽光発電設備を設置する取り組みが始まったとのこと。
(記事引用)
越前市によると、現役の小学校のプールに太陽光発電設備を設置するのは全国初ということです。
設置されたのは、太陽光パネル91枚。
年間発電量は約3万2000kWhで、一般家庭約10軒分に相当するとのこと。
この小学校では、今回の太陽光発電で使用電力の約2割をまかない、残りは非化石燃料由来の電力を購入することで、CO₂排出量実質ゼロを達成するそうです。
もちろん、パネルを設置することにより、そのプールでは泳ぐことはできませんが、越前市では、すでにプール学習を別施設で行っており、学校のプールは使われなくなっていたとのこと。
今回の取り組みは、そうした遊休施設の有効活用でもあります。
太陽光発電事業を営む者としては、こうした「使われなくなった場所」に光を当てる取り組みに、静かな希望を感じるところです。
設備の設置場所は、必ずしも「新しい土地」である必要はなく、すでにある構造物の再活用、その可能性を、あらためて考えさせられます。
今後は、越前市内の他の小学校でも、同様の取り組みが進められるとのこと。
白山小学校でも、今年11月から本格稼働予定だそうです。
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