帝国データバンク。
Yahoo!ニュース等でこの社名を見かけると、どこかの企業に「よからぬことの発生」を想起させるものがあります。
企業信用調査のリーディングカンパニーである同社が、「太陽光関連動向調査」を行った結果を2/10に公開しています。
プレスリリースはPDFで6枚の資料。
登録不要の無償で、こちらで公開されています。
調査結果詳細は、直接PDFをご確認いただきたいのですが、概要としては以下の通りです。
- 太陽光関連業者のDIは2020年4月の28.6から徐々に回復、2021年12月には42.7まで上昇している
- 2021年の国内出荷量は5322メガワットと2014年のピークから46.1%減少している。買取価格は家庭用が半減、産業用は1/3に
- 2021年のプレーヤー数は5423社と2018年比で29.2%減少。市場規模は54.4%減の22.5兆円、黒字額は58.1%減の5657億円。ただし赤字額も縮小している
- 2021年の倒産件数は前年比横ばいの84件。大型倒産が多く発生したことにより、負債額は同3.4倍増の816億2800万円
- 半期ベースでみると、2021年下期は前期比21.1%増の46件と急増しており、倒産増加の兆しも
この結果をどう見るか。
出荷量を出力ベースで見ると、産業用でもピーク時の1/3とは、意外でした。
全体的には、このようなイメージをなんとなく持ってはおりましたが、実際数字にしてみるとなかなか迫力がありますね。
PDFファイルの文末には、
2021 年、プレーヤー数と市場規模がともに僅かながら増加に転じたのは明るい兆しであるかもしれない。
とあります。
この文言を「真に受ける」かどうかは、なお検討の余地がありますが、業界全体の健全な発展を期待したいものです。
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