ここしばらく、銅線ケーブルが入手難の状況にあります。
電線メーカーが相次いで新規受注を停止し、納期の見通しがきかない様子で、太陽光発電所が盗難被害に遭って、その復旧がなかなかできない状況との声も聞かれます。
この、銅線ケーブル不足。
その原因は何か。
相次ぐ太陽光発電所の盗難被害が、その不足の原因かと思っていたのですが、どうやら違うようです。
こちらのPVeye WEBに掲載の記事「不足する銅線ケーブル」によりますと、
この要因について、大阪万博向けの工事や熊本県内の半導体工場の建設など、大規模な工事が重なったことを原因とする向きがある一方、発注の時期が重なっただけとの見方もある。
<中略>
つまり、注文が一定期間に集中して電線メーカーが一部受注を制限したため、利用者が疑心暗鬼になって必要以上にケーブルを注文した。その結果、銅線ケーブルの需給が逼迫したというわけだ。
だそうで、「太陽光発電所における盗難」が、その原因ではないとのこと。
やはり、勝手な思い込みは良くないですね。
勉強になります。
理由はともかく、銅線ケーブルが不足しているのは現実でありまして、新規に施工される方や、盗難・災害等の被害から復旧される方にとって、悩みの種でありましょう。
このような中、記事にもあります通り、
では、銅線ケーブルの需給逼迫はいつ解消するのか。すでに一部のメーカーが受注再開に動き出したようで、「4月までには新規受注分の納品を再開させる」(ケーブル販売会社)との声もある。今後も銅線ケーブル不足問題は生じかねない。余裕を持った注文を心掛けるべきだろう。
受注再開も始まりつつあるようですね。
盗難・災害等の被害は、突発的に発生するものでありますので、「余裕を持った注文」は現実的に不可能でありまして、被害が発生しないように努めるのがまずは第一と言うことになりますでしょうか。
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