卒FITを迎えたご家庭の太陽光発電。
皆さまは、どのように活用されていますでしょうか。
当方は、昨日のブログ「住宅用太陽光、FIT後どうするか。」で書かせていただきましたように、現在は大手電力会社にそのまま売電している状況です。
売電単価は、8円/kWh。
もはや、売っているというより、“流している”感覚に近いかもしれません。
そのような中で、ちょっと気になるニュースが。
本日6/30付で、阪急電鉄が 「ご家庭での太陽光発電の余剰電力(卒FIT再エネ電力)を買い取るプログラム『阪急エネトス』を開始します」 と題するプレスリリースを出しています。
それによりますと、
・大阪ガスが、卒FITを迎えたご家庭の余剰電力を買い取り
・阪急電鉄が、“再エネ価値付き”でそれを駅や車両の電力として利用する
という取り組みです。
つまり、 「ご家庭で発電された電気が、阪急電車を走らせる」 ということになります。
対象となるのは、以下の方。
・関西電力管内にお住まい
・太陽光発電設備を設置済み
・FIT制度の買取期間が終了している
申込受付は、明日7月1日より開始されるとのことです。
初回特典として、
・阪急百貨店の商品券1,000円分
・阪急電車の乗車券(2回乗車分)
が贈呈されるそうです。
こういうの、ちょっと嬉しいですね。
ただし、買取単価については、本稿執筆時点では公表されておらず、 経済的メリットだけを見ると、たとえばENEOS Powerの10円/kWhなどのプランの方が有利かもしれません。
それでも、
「うちの電気が、阪急の駅を照らしている」 「うちの電気が、あのマルーン色の車両を走らせている」
そう思える売電先というのは、なかなか無い気がします。
卒FIT後の売電先。 「どこが高いか」だけではなく、 「誰に届けるか」で選ぶ。
そんな選び方も、ありかもしれません。
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