このテーマは以前も書いたことがあるような気がするが、今回退職金で中古発電所を買った際にも留意した点なので改めて、ということで。
①売却する理由の確認
太陽光発電は20年間の利益はほぼ見込める投資であるにもかかわらず売却するのだから、その理由は是非とも確認したい。
もっとも売主と直接やり取りをすることは少ないし、設備の不具合は隠したいと思うのは自然だから、本当の理由の確認は難しいかもしれない。
でも、この辺りは仲介する会社(多くはメンテ会社だと思う)がどれほど売買に嚙みこんでいるかにかかっており、②の理由にも関係するが、メンテ会社の誠実さを確認する良い手段だと思う。
②メンテはどうなっているのか
遠方の発電所を自分で管理するのは体力的にも難しいし、効率的ではない。発電事業は始まったらほぼ100%メンテにかかっている。
メンテナンスの内容がしっかり契約書に書かれているか、購入する前に確認しておきたい。
不具合が起これば逸失利益が膨らんでいくから、信頼できるメンテ会社かどうかよく見きわめなければならない。
③発電実績の確認
仲介サイトに書かれている発電実績は、過去の高い年の数値がかかれている場合が多いように思う。
発電開始以来の実績を全部開示してもらおう。
意外と発電量の経年低下は大きいから、それを加味した利回りで判断しなければならない。
また、発電開始以来の実績を全部みれば、設備に不具合があったことを見つけて質問することができる。
④値下げ交渉
売却する理由(特に売主が換金を急いでいる場合)によっては値下げに応じてくれる場合がある。
ダメもとだが、端数を丸めるくらいの交渉はしても良いかもしれない。

コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。