私の太陽光発電設備は、自宅屋根と野立て発電の2カ所なのですが、
設置年が、4期に分かれているため、
減価償却費の算定も4つに分けて計算しています!
その中で一番古い自宅屋根の太陽光発電設備は、2023年8月で償却年の17年を満了です!
計算は、e-Taxや弥生会計が自動的に算定してくれるのですが、
最終年(17年目)の計上額が非常に難解でした!
理由は、
1.償却率計上額が141,915円なのに17年目残162,057円
2.e-Taxの17年目計算額が、26,124円
3.償却満了なのに未償却残、135,933円
チャットGPTで解決できました!
1.償却率計上額が141,915円で17年目残162,507円
e-Taxが自動で計算しているので、それにまかせてきた結果であり、
EXLEで計算しても同じだったので最終年は162,057円の計上と思っていましたが、
26,124円と大幅に少ない額
そもそも取得価格が2,718,660円なのに
償却の基礎となる金額が、2,446,794円
平成19年以前取得の設備は、旧定額法が適用になるためなのですが、
この設備以外は、「取得価格」が「償却の基礎となる金額」と同額となっています!
2.e-Taxの17年目計算額が、26,124円
MSのチャットGPTに質問してみました!
MSのチャットGPTは、
「ネット検索の総合とりまとめ」
のような感じで、引用サイトも掲示してくれるので非常に便利!
その結果、国税庁サイトの
No.2105 旧定額法と旧定率法による減価償却(平成19年3月31日以前に取得した場合)|国税庁 (nta.go.jp)
の中で、注(4)に
「取得価額の95パーセント相当額まで償却した年分の翌年分以後は、期首帳簿価額から1円を控除した金額を5で除した金額が償却費の額となり、1円まで均等償却します。(平成20年分から適用)」
取得価額の95パーセント未償却残は、5%ということで
取得価格 2,718,660円の5%分の135,933円を
最終年(17年目)の期首償却残162,057円から
差引きすると、
なんと、26,124円
とe-Taxの計算結果と同じになりました!
このことから、旧定額法による減価償却は、取得価格の95%を減価償却期間17年償却する!
ただし、各年の減価償却額は、取得価格の90%×償却率で算定
(取得価格 2,718,660円の90%=2,446,794円
償却率0.058×2,446,794円=141,915円)
3.償却満了なのに未償却残、135,933円
取得価格 2,718,660円の5%分の135,933円は、
なんと、こちらもe-Taxの計算結果の17年目末の未償却残と同額!!
No.2105 旧定額法と旧定率法による減価償却(平成19年3月31日以前に取得した場合)|国税庁 (nta.go.jp)
の中の
「取得価額の95パーセント相当額まで償却した年分の翌年分以後は、期首帳簿価額から1円を控除した金額を5で除した金額が償却費の額となり、1円まで均等償却します。(平成20年分から適用)」
からすると、
18年目以降は、135,933円から1円を控除した金額を5で除した金額の27,186円で償却していくことに!
そして、18年目以降6年目に端数の差引きで終了!
なので償却期間が17年プラス6年で23年!!
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