以前から出力制御を行う時間帯の電気料金を安く設定して使ってもらえばみんなハッピーなのに、と友人と話していた。
もちろん単なる思いつきにすぎなかったのだが、先週、アークエルテクノロジーズというスタートアップ企業がダイナミックプライシングとV2Hを組合わせ、充放電のAI最適自動制御を実現したと発表していた。
内容は、4つのAIの予測(電力価格予測、EV稼働予測、消費電力量予測、太陽光発電量予測)をもとに、遺伝的アルゴリズムを活用した数理最適化の手法で最適充放電時間を計算。3日先までの各種予測の中で最適制御を行い、意識の高いユーザーが手動でEV充放電するのと同程度の電気料金(円/kwh)を実証実験で実現したというもの。
遺伝手的アルゴリズムうんぬんはよく分からないが、電力が余る時間帯の料金をこまめに下げて使ってもらうということ。
実用化は2026年頃だそうだが、出力制御の抑制とEV普及の切り札になるかもしれない。
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