ここ数日、九州エリアでは、出力制御が連発しているようです!
10月26日は8時から、28万kw(実績)
10月28日も8時から、16万kw(前日指示)
10月29日は、オフラインの前日指示がなく最大202万kwの制御見込みで、10時30分過ぎくらいから制御を始めているようです!
九州の発電状況を整理してみました!
1.10月29日の発電状況
2.九州エリアの出力制御状況
3.前日指示の出力制御比較
の順番です!
1.10月29日の発電状況
アップにするとこんな感じで、10時30分を過ぎたあたりで少し落ち込み、11時ごろに更に落ちています!
太陽光の比率が90%を超えないように制御しているようです!
11時30分現在で87%!
2.九州エリアの出力制御状況
3.前日指示の出力制御比較
前日の制御見込み量は、
26日が 30から76万kw オフライン指示30万kw
28日が 16から90万kw オフライン指示16万kw
29日が 0から202万kw オフライン指示 ゼロ
26日と28日は、最大制御必要量が29日より圧倒的に少ないにも関わらず朝から夕方までの制御指示(オフライン)となっています!
輪番を優先した結果でしょうが、
28日の発電状況は、下のような状況で全く制御の必要性を感じない曲線となっているにも関わらず朝から夕方までの出力制御となっています!
上の29日のグラフと比較すると一目瞭然です!
太陽光を16万kw制御して、無駄に火力発電の電気を送電したことになります!
4.まとめ
国の決めたルールに乗って、淡々と太陽光の出力を制御しているのでしょうが、隣国ロシアの影響で燃料資源の高騰や調達難が起こっている時に、エネルギーを捨ててしまっています!
「少し工夫したら火力燃料を節約できました」というような仕事できないかな??
12時から13時までの制御指示とか!!
火力燃料を消費された上に、オフラインの出力制御の実績が増えると、代理制御調整金も大きくなって困るんだけど!
今年、各地の代理制御調整金の算定に利用した係数は、九州の実績値から算定されたもの!
九州の代理制御が、始まる12月までに実績値を変える方法は無いものか?
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