SBIソーシャルレンディングが再エネ業者向け貸付けでやらかしてしまった焦げ付きは、同社が投資家に損失補填をするようだ。
投資の世界では損失補填は禁じ手だけれど、同社が全面的に非を認めて、法律で例外的に認められている補填をするという説明をしている。
資金を出した投資家は胸を撫でおろしているだろう。
SBIソーシャルレンディングも会社としての信用失墜を回避しようとしているのだろうが、よくよく考えてみると、最大手(2番手?)の同社が、ソーシャルレンディングが相当危うい世界であることを自ら示してしまった。この罪は重いね。
新聞には焦げ付きを起こした会社の社名が出ているが、SBIソーシャルレンディングは貸付先を開示しないのがルールとして「A社」と書くにとどめている。やはりここがソーシャルレンディングの限界だと思う。
借り手の顔が見えないから利率が高いというのはそのとおりだろうが、仲介業者のモラルや能力は利率に反映しないから、ソーシャルレンディングをやるなら二重のリスクを覚悟でということか。
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