再エネ原発1基分廃棄して火力で発電する九州!

(カテゴリ:  出力制御を考える)

10月30日は、全国的に晴れたようで、九州エリアは、太陽光が奮闘!

しかし、朝から原発1基分に相当する101万kwの出力制御指示!

余剰電力が発生する11時過近くまで、出力制御された太陽光の代替えとして火力燃料が消費されてしまいます!

もったいない!

なんだかエネルギーが、ダブるで捨てられているように感じてしまいます!

1.九州エリアの10月30日の出力制御指示

2.九州エリアの10月30日の発電状況

3.九州エリアの10月30日の制御実績

4.まとめ

で整理してみました!

 

1.九州エリアの10月30日の出力制御指示

再生エネ出力制御量  101~202万kw

エリア需要      641万kw

揚水発電       232万kw

エリア外送電     194万kw

余剰見込み      247万kw

 

オフライン事業者割当が101万kwとなっています!

(8時から16時まで)

データはこちらから

2022年度指示内容(九州本土:10月31日更新).pdf (kyuden.co.jp)

 

2.九州エリアの10月30日の発電状況

10時ごろには、太陽光発電量が需要量に近づいていますが、

揚水発電が232万kw、

エリア外送電が194万kw

合わせて約400万kw消費できます!

12時ごろのエリア需要が、約700万kw

これに400万kw加えたら1100万kw

これに対し、太陽光が出力制御されて、600万kwちょっとぐらい!

太陽光の占める割合が、約55%

いや、こんなに出力制御させる必要があるの??

というふうにグラフからは見えてしまします!

 

九州2022.10.30

 

上記棒グラフの需要実績(緑色)には、揚水発電量とエリア外送電量が含まれていません!

3.九州エリアの10月30日の制御実績

再生エネ出力制御量  101~202万kw

に対して、制御実績は、なんど 122万kw

101万kwを1日制御して、昼にチョロチョロと 21万kwの制御実績

オフラインに凄い制御実績が、残ってしまいました!

無駄に火力燃料を消費した実績にもなるのではと感じてしまいます!

 

4.まとめ

太陽光の占める割合が、約55%

でありましたが、太陽光以外を含めたの再エネ全体の発電は、

847万kw

を見込んでおり、消費電力1100万kwの約77%が再エネとなります!

太陽光発電は、オンライン制御も併用していることを考慮すると、やっぱり8時からの制御指示は早すぎです!

制御実績をみてもオンラインの制御が、全制御量の17%程度!

制御割当の時間も早いし、割当も多過ぎ!

発電所までの距離が遠い人などに配慮した制御時間と説明されていたように記憶していますが、「11時までにストップしてくだい。事情がある場合は7時でも8時でも、前日にでもストップしてください!」とすれば問題ないように思えてなりません!

 

代理出力制御実績の3倍近くの代理制御調整金を取られてしまう典型のような出力制御の実績です!

 

 

 

 

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