3月17日の宮城県沖地震6強の影響で、翌日、東京電力エリアで電気が不足し、九州や北海道など他エリアから送電を受けたようです。
北海道から最大35万kw
中部から最大40万kw
北陸から最大10万kw
中国から最大20万kw
九州から最大32万kw
(電力広域的運営推進機関HPニュースリリースより)
時間帯は、16時から24時など夜間だったので再エネ分を送電できず、九州では電力融通翌日の19日に最大226万kw再エネ廃棄(出力制御)の指示を出しています!!(原発3基分相当)
電力エリア間の連携線を強化し、九州のロスしている電気を全国で利用し、化石燃料使用の削減をして欲しいものです。
国内電力網を確認する場合は、下記をクリックです。
九州の現状を確認する場合は、下記をクリックです。
出力制御解消のカギは、ここ!!
≪ 我家の電気消費生活から考える出力抑制対策 ≫
今シーズンの冬は、暖房もエアコンを使用し、大量電気消費生活となってしまいました!
卒FITの自家消費も頑張りましたが、60%程度で、これ以上増やすと買電も増えてしまい料金が大変になります!
我家の電気消費生活から、EV普及の将来を考えてみます!
購入電気の量は、「6月81kw、7月92kw」と「12月872kw、1月894kw」を比較すると約10倍の開きとなっております。
ソーラー発電の量は、「12月223kw、1月320kw」は、「6月1240kw、7月1195kw」の2~3割程度になってしまい、PHVの充電まで回りません!
発電量が、不足なので、時間をシフトしても充電できません!
したがって、増えすぎた再エネ電気をEVなどで活用することには、再エネ以外の発電施設の規模増強という副作用がつきまとうと考えられます!
発電ゼロの日に電気消費40kw以上が、1週間以上続くので、蓄電池でもかなりの容量を必要とします。
再エネのEV等活用の消費対策は、冬季の電力危機と背中併せのように感じます!!
◎ 我家の電気収支
2021年 | 2022年 | |||||
6月 | 7月 | 12月 | 1月 | 2月 | ||
電気消費量① | 418 | 400 | 1,002 | 1,095 | 989 | kw |
ソーラー発電② | 1,240 | 1,195 | 223 | 320 | 575 | kw |
自家消費電気③ | 337 | 308 | 130 | 201 | 341 | kw |
自家消費率③/② | 27.2% | 25.8% | 58.3% | 62.8% | 59.3% | |
購入電気 | 81 | 92 | 872 | 894 | 648 | kw |
電力自給率③/① | 80.6% | 77.0% | 13.0% | 18.4% | 34.5% |
PHVの電気消費
2021年 | 2022年 | |||||
6月 | 7月 | 12月 | 1月 | 2月 | ||
電気消費量 | 114 | 73 | 89 | 74 | 50 | kw |
全走行距離 | 893 | 512 | 451 | 378 | 271 | km |
電気の走行距離 | 633 | 512 | 411 | 352 | 261 | km |
71% | 100% | 91% | 93% | 96% | ||
卒FITの走行距離 | 627 | 512 | 0 | 63 | 141 | km |
電気走行比 | 99% | 100% | 0% | 18% | 54% | |
全走行比 | 70% | 100% | 0% | 17% | 52% |
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