財務省のインボイスの登録作戦!
期限が変更されたり、
補助金50万円上乗せ、
1万円未満の取引はインボイス不要6年間!
とかお得作戦がいっぱいで、
インボイスの理解が、混乱してきました!
1.2023年4月以降も登録申請OK
2.インボイスの登録で補助金50万円上乗せ
3.会計ソフトに補助金
4.少額取引はインボイス不要
5.納税額が売上税額の2割に軽減
データ元 令和5年度改正におけるインボイス制度の改正について : 財務省 (mof.go.jp)
1.2023年4月以降も登録申請OK
たしか、2023年分は、2023年3月31日までに登録が必要だったと記憶していますが、4月以降も大丈夫とか言っております!
2.インボイスの登録で補助金50万円上乗せ
この補助金のこと良く分かりませんが、
「持続化補助金について、免税事業者がインボイス発行事業者に登録した場合、補助上限額が一律50万円加算されます!」
補助上限:50~200万円
が、インボイス登録で
補助上限:100~250万円
上記のデータ元の確認をお忘れなく!!
3.会計ソフトに補助金
「IT導入補助金(デジタル化基盤導入類型)について、安価な会計ソフトも対象となるよう、補助下限額が撤廃されました!」
- 対象:
- 中小企業・小規模事業者等
- 補助額:
- ITツール~50万円(補助率3/4以内)、50~350万円(補助率2/3以内)※下限額を撤廃
- PC・タブレット等~10万円(補助率1/2以内)
レジ・券売機等~20万円(補助率1/2以内)
- 補助対象:
- ソフトウェア購入費、クラウド利用費(最大2年分)、ハードウェア購入費等
4.少額取引はインボイス不要
中小事業者向け:
「1万円未満の課税仕入れ(経費等)について、インボイスの保存がなくても帳簿の保存のみで仕入税額控除ができるようになります!」
- 対象になる方:
- 2年前(基準期間)の課税売上が1億円以下または1年前の上半期(個人は1~6月)の課税売上が5千万円以下の方
- 対象となる期間:
- 令和5年10月1日~令和11年9月30日
この制度見直しは、恩恵を受ける方が多そうに思います!
ただ、6年間と期間を区切るのは、登録させるための騙し作戦に感じてしまいます!
5.納税額が売上税額の2割に軽減
3年間の暫定措置で、納税額を8割引きの2割にするという「案」が出ていた記憶がありますが、データ元の解説を見たら、分かりにくい!
良く分からなくなってしまいました!
データ元の確認をお忘れなく!!
令和5年度改正におけるインボイス制度の改正について : 財務省 (mof.go.jp)
6.まとめ
インボイス登録数を増やしたい意図は、分かりますが、
免税事業者制度を改正しないで、インボイス登録をさせようとするやり方は、理解できません!
再エネの出力制御のときも、旧ルール事業者は当面対象外としておきながら、出力制御発動年になったとたん、突然、「当面」を外すやり方に似ていると思います!
騙して、静かにさせて、忘れたころに突然、やりたい制度を進めるって、どうかと思います!
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