インフレ懸念が報道されているが、日本ですぐにインフレが起こるとは思えない。
でも狼少年F巻さんが言うように本当にインフレが起こったら太陽光発電事業はどうなるのだろう。
太陽光発電事業の収入はFITで固定されている一方、経費(変動費)は徐々に増えるから利益率は下がっていくことになる。地代も通常は20年固定だが、契約書によっては「大幅な経済情勢の変化」で改定できる条項が入っているものもある。もし、ハイパーインフレが起こったらFIT価格を見直してもらわなければ、赤字になってしまうね。
インフレが起こった時に有利なことは、固定金利での借入金があること。固定金利はインフレが起こっても変更されることはない。でも効果があるのはインフレに伴って増えていく収入があるときだ。そうすると、太陽光発電事業専業であるとFIT価格が見直されない限り、借入金のインフレヘッジ効果は受けられないことになる。
じゃあどうすればよいのか?
①インフレに伴って増えていくであろう給与所得をもらうべく働く
②インフレに伴って価格が上がる実物資産、例えば不動産に投資する
③円安に備えてドルに投資する
自分の本業はサラリーマンなので、①は達成している。さしあたってできそうなのは③かな。
事業用に設けている口座の某メガバンクからは、外貨預金をしないかというダイレクトメールや電話がかかってくるようになった。
為替手数料が高いのが気になるけれど、資産の一定割合はドルで持っておくという選択肢も大いにあると思う次第。
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