もう皆さんは雑所得300万円問題の国税庁通達案が変更されたことはもう知っていると思う。
詳しい内容は他のブロガーが書いているのでここでは省略。
ビックリしたことが二つあるので書いてみたい。
ひとつめは、国税庁が通達案を変更したこと。
多くの税理士や公認会計士は、パブコメによって元の案が変更されることはないと言っていたし、自分もそう思っていた。
国民の声を聴いたということだから、民主主義が機能したと喜んで良いのだろう。
何事も諦めてはいけないということかな。
ふたつめは、帳簿をつけないで青色申告控除や損益通算している人たちがいるというのを知ったこと。
そんなことを税務署は黙認していたの?
おそらく小口の納税者の税務調査まで手が回らないということだろうが、それはいかんでしょ。
少なくともここのムラの住民たちに帳簿をつけていない人はいないだろうから大丈夫だと思うけれど。
帳簿をつけなければならないのはこれまでと同じだから、これには文句は言えない。
ただし、帳簿をつけているかの調査はどうするのか。
手間をかけて税務調査をしても徴税額はたいしたことはないと思う。
でも、「帳簿が必須」とあらためて言ったからには、なあなあにならないようにしないといかんね。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。