定年退職後の断捨離でほとんどの本は売るか捨ててしまったが、この本は捨てられずにいる。
「バブルの歴史」エドワード・チャンセラー著 日経BP社 2000年刊行
内容は題名の通り、過去に起こったバブルの事例を幅広く分析したもの。
もしブックオフにあればおそらく200円で買えると思うのだが、アマゾンでは新品が4180円で売っていてビックリ!
勝負事が好きな自分はこれを読んだせいで儲けそこなった反面、破綻を回避できたのだろうと思っている(負け惜しみ?)。
暗号資産はブロックチェーンという文系の自分には理解はできないが面白そうな代物だと思ったのだが、17世紀のオランダで発生したチューリップバブルと重なって結局一度も手が出せなかった。
チューリップの球根は「アムステルダム振替銀行の紙幣や東インド会社の株式と変わらぬほど標準化され画一化された商品として取引されるように」なり、そして投機熱が最高潮に達したころ、「球根(の現物)は実際に受け渡されることはなくなり」、「球根の先物取引が登場し『風の取引』と呼ばれるようになった。」
エドワード・チャンセラーによれば、「投機の熱狂は、傲慢の表れであることが多い。このため、大投機熱はひとつの国から別の国に、経済の覇権が移行するときに起こることが多い」というが、暗号資産については、トランプがアメリカの復権と一族の蓄財のために利用したという側面が強い。
暗号資産がチューリップバブルのように弾けるかどうかは分からない。
評価は歴史が決めることになると思うが、果たしてどうなるだろうか。
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