「中古物件は本当に面白いのか」の巻

(カテゴリ: FIT, 太陽光, 投資)

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新規の太陽光発電事業は準備期間と後始末期間を含めると約21年の投資となる。もっと短く手っ取り早くと中古物件を検討する人もいると思う。そこで実際あるサイトに掲載されている物件をもとに単純に考えてみた。

残存期間17年、27円、35kw、年間発電実績47000kwh、販売価格は17年間の賃料込みで1200万円、遠隔監視込みの管理費15万円/年、表面利回りは10.6%と悪くないが、どうだろう。

ここで20年のうち最後の3年間の利益が得られないと考えると実感がわきやすい。17年以降は減価償却も償却資産税の支払いもほぼ終わっているから、単純に利益=売上ー管理費となる。

発電量は若干落ちるとして最後の3年間の売上は、46000kwh×27円×3年=372.6万円

一方、3年間の経費は15万円×3年=45万円。

とすると、利益減分は372.6-45=327.6万円となる。

投資額は1200万円だから327.6万円の利益減は相当大きいと感じる人が多いのではないか。同じ利回りならばやはり20年の投資でトータルリターンを増やすほうが有利だ。

中古物件を買う場合は中古のメリットを特にとっていくという目的が必要ということになるかな。

多気大台3

 

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