秋田で大型風車の羽根が折れて落下したという事故が報道されていた。
風力発電所事業は、そもそも風が強い=災害の確率が高い場所での事業だから、損害保険は必須。
しかし、その保険料が爆上がり。
太陽光発電所の損害保険料の上昇はケーブル盗難事故の影響が大きいと思う。
しかし、風力発電所のケーブルは地下に埋められていて盗難のリスクは小さいから、損害保険料が上がるというのは、損害保険会社の事故率の算定が甘かったということなのだろう。
2020年当時は5年契約が可能だったが事故率が安定しないということで、5年契約はできなくなってしまった。また、利益補償保険も販売停止となった。
で、どのくらい損害保険料は上がっているのか。
2020年当時の1号基の損害保険料は、11万円/年
3号基(1号基より価格が少し高い)の2024年は、23万円/年
3号基の2025年は、29万円/年
オーマイガー!
1号基、2号基の5年契約は来年で切れるから値上がりの影響は大きい。
温暖化の影響なのか年々風速は弱まる傾向にあるので、風力発電事業の収益性は下がるばかりだね。

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