アーリーリタイアしないと決めてしなかったわけではないが、結果としてもうすぐ定年退職。
アーリーリタイアを考えたのは、サラリーマンの世界でよく言われる「役職定年」となった6年前。
管理職を降りて、元部下だった人の下で働くようになり、モヤモヤした気持ちになったことを覚えている。
結局、ズルズル(?)と働いたわけだが、いろいろな思いの中で働いた6年間を振り返れば、アーリーリタイアしなかった理由が整理できるのかもしれない。
①再エネ事業だけでは収入は十分ではなかった。
2019年の再エネ事業の売上は税抜800万円程度で、まだこれだけで食べていけるかとうかは全く分からなかった。
②会社の中に居場所があった。
管理職は降りたが、自分には得意なことが一つだけあり、年寄扱いをされることはなかった。また、若い人にそれを教えて成長する姿を見るのも楽しかったかな。
③そこそこ給料ももらえた。
世の中的な賃上げの流れと人手不足の影響もあって、給料が大きく下がらなかったのは大きかった。
先日、年金事務所に行って年金受給の手続をした際に色々話が聞けたのだが、60歳を過ぎてからの5年間で納めた厚生年金保険料の恩恵は小さくないと感じた。
結論としては、金銭的にも精神的にもアーリーリタイアしなくてよかったということかな。

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