上表は、経済産業省HPの3月25日公表の賦課金算定2022です!
これまでの賦課金は、
2019年 2.95円 | |
2020年 2.98円 | |
2021年 3.36円 |
2022年は、3.45円であります!!
≪ 計 算 内 訳 ≫
再生エネ | 回避可能 | 発電原価の差 | 販売電力量 | 賦課金 | |
買取費用① | 費用 ② | ③ =①ー② | 億kw ④ | ③/④ | |
2022 | 4兆2,033億円 | 1兆4,609億円 | 2兆7,424億円 | 7,943億kw | 3.45 |
2021 | 3兆8,434億円 | 1兆1,448億円 | 2兆6,995億円 | 8,036億kw | 3.36 |
2020 | 3兆8,478億円 | 1兆4,774億円 | 2兆3,704億円 | 7,967億kw | 2.98 |
2019 | 3兆5,833億円 | 1兆1,546億円 | 2兆4,287億円 | 8,237億kw | 2.95 |
回避可能費用:FIT電気の買取を行わなかった場合に、FIT電気に相当する量の電気の発電や調達に要する費用
「再生エネ買取費用」が、突然跳ね上がっております!!
2021年の3兆8,434億円から2022年は、4兆2,033億円
3,599億円も増額です!
更に、電力広域的運営推進機関(2015年設立)の事務費も突然17億円です!
≪ 理 由 は ? ≫
① 2022年度から新たに運転開始する再エネ発電設備
② 再エネ予測誤差のための調整力確保費用
①の新たに運転する再エネ発電設備は、なんんでしょうか?
3年間横ばいできて、2022年度は、突然9.4%の3,599億円増!! FIT高価格帯にも出力抑制をかけると宣言しておきながら、理解できません!
②の調整力確保費用とは?
もしかして、増額分3,599億円のほとんどがこっちかもしれません。
電力会社の赤字調整力を確保するのであれば我慢できません!!
いずれにしても、昨年、大幅値上げしておいて、また値上げ!
こんなに簡単に値上げされていいのかな??
特に今年は、火力発電の燃料高騰で、再エネとの価格差が縮小されているはずなのに!
昨年2021年の大幅値上げは、冬の市場価格高騰で想定より儲けたので、再エネとの価格差を大きくして賦課金を高くしたものでした!
詳細は、下記を
再生エネ賦課金 値上げ(2021)電力会社が儲かったから!だったの?
経済産業省のお知らせは、こちら
再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2022年度以降の買取価格・賦課金単価等を決定します (METI/経済産業省)
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