20●●年までに使用電力をすべて再生可能エネルギーで賄うと発表する企業が増えてきた。国際的にも国内的にも推進する協議会等があるようだ。
でも、自社で再エネ発電をするとか、投融資する再エネ事業者から電気を買うというのなら分かるが、再生可能エネルギーを買うだけで比率を上げるのであればすぐに供給側が追いつかなくなりそうだ。まだ全体の再エネ比率は23%程度だ。
また、15年先くらいからFIT終了発電所が続々出てくるのだから、今から対策を考えておかないと、まだ使える発電所が廃棄され、再エネ比率は逆に低下するということにもなりかねない。
もっとも、将来的には廃棄が義務づけられているFIT終了発電所を安く入手して利益を上げるというビジネスモデルも盛んになるかもしれない。だから廃棄問題は費用の積立だけを考えるのではなく、再エネ化率アップ全体のなかで考えてほしい。
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